湊かなえ 夜行観覧車 ネタバレ 小説

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湊かなえ 夜行観覧車 ネタバレ 小説について

湊かなえ原作の『夜行観覧車』の気になる結末について、小説ではどうなってるの？？

いよいよ結末に向けて動き出しているドラマ『夜行観覧車』ですが、最後は小説とドラマとでは

違っているはず（？）ですよね。

そうじゃないと、面白くないですもんね。

ドラマはドラマとして置いておいて、小説の最後についてネタバレしちゃいます。

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高橋弘幸を殺害した犯人は『母　淳子』である。

ここからがその理由です。

高橋家３兄弟のうち長男の良幸だけが前妻の子供で、成績優秀な医学生。

淳子の実子は有名私立中に通う長女の比奈子と有名中学校受験を控える慎司。

この慎司の成績が思わしくなかった。

これがひとつのコンプレックスを生み出した。

前妻の子供である良幸は成績優秀で、自ら医者を目指し大学に合格しその姿を弘幸は喜んでいた。

前妻に対抗心を燃やす母　淳子はどうしても自分の子供である慎司も医者にしたかった。

それはあくまでも前妻に対する対抗心。

どうしても前妻の子供の良幸と同じ道を歩んで欲しかった。

そんなある日、バスケットボールの最後の試合に出たいと言う慎司に対して「学年で３０位」という条件を

出した。

慎司は必死でがんばり、あと少しの「全体で３４位」だった。

慎司のがんばりを喜ぶ母　淳子を見て、試合に出られると安心した慎司だったが、母　淳子は出場を許さず

ユニフォームを捨ててしまった。

これに逆上した慎司が暴れだし、仲裁に父　弘幸が入り、ようやくおさまった。

そして父親の弘幸が・・・

「慎司をもう医者にならせなくていいじゃないか」と母　淳子に対して話をした。

この言葉に母　淳子は

『父　弘幸が慎司を見捨てた・・・』と思い

父　弘幸を殺害した。

そして慎司のアリバイ工作のために、慎司をコンビニに行かせた。

そして残された兄弟は「父親が母親に暴力を振るっていた」と虚偽の証言をして、母親を守った。

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というのが、結末でした。

コンプレックスって怖いですね。

周りの人が全く意に介していないのに、当の本人が固執してしまう・・・。

あ、あくまでも小説でしたね！

実生活では気をつけましょう。

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タグ：夜行観覧車 ネタバレ 小説 結末 夜行観覧車 ネタバレ 結末